北欧見聞録「教育ツアーレポート2024.8」④

松井秀之の北欧の学び

4日目は午前中にヘルシガーにある公立の小中一貫校を訪問しました。
就学前の0年生から9年生までの児童486人が在籍している学校です。
共働き家庭が多く、学童保育には95%の児童が参加。低学年の学童保育は6:30~8:00、13:00~17:00であり、有料となっています。所得により金額は多少異なるが、2,000デンマーククローネ/月(約4万円)
学校は8時にスタートし、Lessonを2コマ終了した後、9時半から休み時間となる。子供達は遊具を使ったりボール遊びをしたりして非常に元気に動き回っていました。遊ぶ前には自宅から持参してきたお菓子やフルーツを食べて腹ごしらえ。1クラス25名迄を基本としており、先生がきめ細かな指導が出来る体制を取っています。0年生のみアシスタントが8時~12時までつくが、基本的には1クラス1名の先生となっている。日本のように全学年の先生が集まる職員室はなく、2~3学年の先生が集まる職員室が複数存在します。以前までは14時頃に帰っていく先生が多かったが(自宅へ仕事を持ち帰っていた)、現在では夕方まで学校で仕事をしているようです。
短時間ずつではありますが、色々な学年の授業風景、休み時間の様子を見学しました。

私は日本に帰らないといけない用件があったため、この公立小中学校訪問で本ツアーを抜け、帰国の途に・・・