先日、政府の「緊急事態宣言」発令中の対応について、弊社でも感染予防対策として3つの措置を実施することを「お知らせ」にてお伝えしておりますが、日常生活においても、手洗いや不要不急の外出を控えるなど日々こころがけています。
社内では、ラインズの取扱い商品である微酸性次亜塩素酸水生成装置が給湯室設置されていることもあり、身の回りを除菌したり、空間除菌したりと、日常的に活用し予防しています。気持ちの上でも安心感があります。(手洗いでは汚れを石鹸などで落としてから、流水で10秒流します)
最近はアルコール消毒液もなかなか手に入りにくいことから、店頭でも次亜塩素酸水と名乗る商品を見かけることも多くなりました。一般財団法人機能水研究振興財団(主務官庁 内閣府)のHPでは、商品名「次亜塩素酸水」という容器入りのものについて見解を発表しています。 薬品混合“次亜塩素酸水”にはお気をつけください。
同様に、生成装置もきちんと管理することが重要です。
そこで今回は、会社設置装置が適正値の次亜塩素酸水を生成されているかを確認したいと思います。
まず、次亜塩素酸水のpHと有効塩素存在率の表から見てみましょう。
次亜塩素酸水は電解槽が一室型で作られ、被電解液は塩酸水(2~6%)または塩酸/NaCl混合水、pHが5~6.5を使用し、有効塩素は10~80(㎎/kg)と定義されています。
ただし、有効塩素存在率が30近くから塩素による有毒ガスが発生しやすくなりますので、30%程度に抑える必要があります。
では、実際に試験紙を使って確認したいと思います。
pHは5~6でした。
次いで、残留塩素濃度を測ります。
この画像でおよそ20~30ということがわかり、正しく生成されていることが確認できました。
このようなチェックは、定期的に行うことをお勧めします。
また、保存方法によっても効果に差が出ます。
容器に入れて使用する際は、紫外線に当たると効果が減少するため、遮光性の高い容器を選ぶ、または段ボールや黒い袋の中、アルミホイルなどで包んで、冷暗所で保管してください。
次亜塩素酸水は生成後2週間程度で使い切るようにしてください。
また、くれぐれも漂白剤など、水以外のものと混合したりしないでください。
以上、会社の次亜塩素酸水生成装置のチェックでした。
もちろん、マスク・手洗いも予防になります。こまめに手洗いをして、自分自身、家族・大切な人を守りましょう。
皆様のご安全と感染拡大の収束を心よりお祈りいたします。